同一バイアルから複数回、洗浄溶媒を取り出す長期多検体分析などでは、注入行為を繰り返すことによりセプタムの消耗が発生します。
そこから生じるセプタムカスによるニードル詰まりや、カスが溶媒に混入され汚染が生じるなど様々なトラブルにより分析結果に影響を及ぼす可能性があります。
このようなトラブル発生リスクを軽減する便利アイテムをご紹介します。
洗浄バイアルでセプタムの代わりとして使用
ご紹介する製品は、島津製作所製の「Xtra Clean Conicalキャップ」。洗浄バイアルのセプタム代わりとして使用する便利アイテムです。
トラブルの原因となるセプタムカスを出さない可塑剤の少ないポリプロピレンを材質としており、セプタム由来のトラブルを防ぐことができます。ロート型でニードルの注入口として穴が開いていますが、極端な溶媒の揮発は起こらない構造となっております。
取り付け方も簡単で導入しやすい
バイアルロにXtra Clean Conicalキャップを乗せて、オープントップキャップを締めるだけで簡単に取り付けできます。
バイアル瓶とオープントップキャップは付属しませんので、別途ご用意が必要です。
【Xtra Clean Conical キャップ】
製品番号:227-35600-01(島津製作所)
材質:ポリプロピレン
入数:12
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
※取り付けには別途下記の製品が必要となります。
4mLバイアル…製品番号:227-34132-01(島津製作所)
4mLバイアル用オープントップキャップ…製品番号:227-34135-01(島津製作所)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
金額や製品に関するお問い合わせは、分析計測ジャーナルまでお寄せください。
記事をシェアする