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追加費用500万!?LCMS導入で失敗しないためのポイント徹底解説! ~LCMS導入前から導入後までの流れをすべて解説します~

2021.02.15 (Mon)

  • LCMS

記事を書いた人 :

yura

「LCMSを導入したい!」

そう思っているものの、具体的にどういった手順を踏めばよいのか困っていませんか?

「LCMS導入前に、何か準備しなければいけないことはあるの?」
「導入する際、搬入や設置はどんな流れで行われるの?」
「導入後のメンテナンスやランニングコストはどれぐらいかかるの?」  

など、導入前から導入後までの一連の流れが想像できず、不安に感じられているのではないでしょうか。

実際、LCMSにかかる費用は、装置本体のみではありません。装置の選定以外にも、確認すべきポイントはたくさんあります。

この点を知らないと

「導入前に、こんな準備が必要だったなんて知らなかった」

「装置以外の部分に思ったよりも費用がかかってしまった」

「導入後に、アフターケアの必要性を感じたけどどうすればいいのかわからない」

そんな後悔をすることになりかねません。

そこで、「どんな点に気を付ければ良いのか」について、事前準備から、装置導入、そして導入後のアフターケアまでの一連の流れを

「導入前」 「導入時」 「導入後」

にわけてお伝えしていきます。

LCMS導入について、最初から最後までスムーズに行うために、今お持ちの疑問や不安について、一緒に解消していきましょう。

■装置導入前

【導入前の3つの確認ポイント】

装置を導入する前に必要なことは、

    LCMS本体の選定

    装置以外にかかる費用の確認

    デモの実施による分析結果の確認

この3点を徹底的に確認することです。ひとつずつ見ていきましょう。

    LCMS本体の選定

まずはどのメーカーのどの型式のLCMSを購入するか決める必要があります。選定でお悩みの方は、こちらにLCMSのメーカー別比較を載せておりますのでご参照ください。

    →LCMSメーカー別比較

     装置以外にかかる費用の確認

装置を導入する際に気を付けないといけないのは、装置の種類や価格だけではありません。LCMSを設置するための環境を整えるには、工事費がかかります。

また、装置以外に用意しなければいけないオプション品もありますし、導入後はメンテナンスも必要になります。これらをあとから知って困るよりも、事前に調べて費用の確認をしておきましょう。

【設置条件の確認】

まずは装置を導入するにあたって、「装置を設置するための条件がそろっているか」を確認しましょう。

これらを確認することで「そろってないものを用意するのに費用はどれぐらいかかるのか」を調べることが出来ます。確認するポイントは以下の点です。

<電気・ガス・水道>

装置を動かすのに必要な電気・ガス・水道はそろっていますか?これらがそろっていない場合は工事費が別途かかります。

また、LCMSは窒素ガスを大量に使います。そこで「窒素ガス発生装置」と呼ばれる装置の購入の検討が必要となります。この窒素ガス発生装置は、機器が必要とする純度の窒素ガスを発生させ続けるものです。ボンベに封入された窒素ガスを使うこともできますが、一般的に流通するボンベ容量では、LCMSの窒素ガス使用量に比べて容量が小さく、ボンベ購入・繋ぎ替えを頻繁に行う必要が生じ、手間がかかります。

<設置スペース>

設置にあたって十分なスペースはありますか?装置によって、必要とされるスペースは異なります。メーカー、販売店、代理店は、機器の設置要件をまとめた資料を持っています。そちらを取り寄せ、必要スペースを確認する必要があります。

<排気>

LCMS内部を真空にするため、ロータリーポンプ(油回転真空ポンプ)を使うのですが、このポンプからはオイルミストが排出されます。こちらを排気するための換気扇やドラフトチャンバーがあるかどうか、確認が必要になります。

<設置場所の温度>

装置を設置する場所の温度変化が激しいと、正しい分析結果が出ない場合があります。また、エアコンの風が機器に当たることも悪影響となる場合があります。設置する場所の温度、エアコンの風向きなどの確認をしましょう。

【実験に必要な消耗品】

実験に必要な消耗品(カラム等)あれば、洗い出しが必要です。事前に種類や価格を確認しておけば「思ったよりも消耗品を用意するのに費用がかかった」とならずに済みます。

【保守点検の契約】

装置のオーバーホールやアフターメンテナンスなど、装置導入後も定期的にかかる費用(ランニングコスト)があります。保守点検の内容を確認の上、保守点検契約を結ぶかを決めましょう。

※保守プランの一例(株式会社島津製作所 アフターサービスカタログより抜粋)

    デモの実施による分析結果の確認

期待している分析結果がきちんと出るのか、デモ機で検証することができます。導入前にデモンストレーションを行って、きちんと検証しましょう。

上記①②③、3つの点をしっかり押さえた上で、「装置・消耗品・工事・保守点検契約」についての見積りをとりましょう。

■装置導入時

【搬入・設置・試運転・操作説明・検収】

装置はサイズが大きいので、搬入経路を確保しておかないといけません。搬入後、あらかじめ確保しておいたスペースに設置し、組み立て、試運転を行います。その後サービスマンの操作説明を受け、問題なければ検収を行います。

■装置導入後

【保守点検・アフターメンテナンス等】

保守点検の契約を結んだ場合は、スケジュールに乗っ取って、整備・点検が行われます。

また予期せぬトラブルが起こった場合は、契約内容に従って、サービスマンの対応を受けることができます。(注:契約外の内容については実費で対応)

保証期間(1年間の場合が多い)もありますが、この保証期間が「どれぐらいの期間」「どういった保証をしてもらえるのか」を確認の上、保守契約と併用するのが良いでしょう。保守契約を結んでいないと、保証期間でカバーできる範囲外においては、整備・点検・修理が全額実費となるので注意が必要です。

最後に

ここまで読んでいただいたら、

「LCMSの導入には色々注意しないといけないことがあるな…」

と思われたのではないかと思います。

最後にあらためてチェックポイントをおさらいしましょう。

✅LCMSの「メーカー別比較」はできていますか?

✅装置を動かすのに必要な「電気・ガス・水道」はそろっていますか?

✅設置にあたって「十分なスペース」はありますか?

✅「オイルミストは排気」はできますか?

✅「設置場所の温度の確認」はできていますか?

✅「実験に必要な消耗品とその価格」は把握していますか?

✅「保守点検の契約」は結びましたか?

✅「デモの実施による分析結果の確認」はしましたか?

ひとつずつ確認していくと、手間はかかるかもしれませんが、これらの点を無視してしまうと、あとあと

「高価なLCMSを購入したけど、装置以外にも思ったより費用がかかるな…

 導入後もなにかと費用がかさむし、導入前にもっと色々調べれば良かった…」

といったことになりかねません。

 この記事を参考に、不安や不満を感じず、LCMSを導入いただけたらと思います。 

不安や不満を感じずに、LCMSをスムーズに導入したい!そうお考えの方は、是非一度ご相談ください。

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