
「新しい機種を入れたい」と思っても、これまで使っていたメーカーと操作感や使い勝手が異なると、なかなか購入に踏み切れない、ということはありませんか?メーカーが変わると分析性能や結果に違いが出るのではないかと、不安になることも多いはずです。
今回は、ある研究施設で新規機種を導入した際の事例をご紹介します。青山商事がどのように情報提供やサポートを行い、不安を解消して導入につなげたのか、その取り組みをお伝えします。
新規装置選びで迷っていませんか?ある大学研究室での挑戦
ある大学の研究センターでは、あるメーカーのGCを中心に分析を行ってきました。研究者にとって、慣れ親しんだメーカーから別のメーカーへ切り替えるのは、想像以上に大きな決断です。これまでと操作画面やデータ処理ソフトの仕様が異なると、慣れるまでに時間がかかることがあります。また、メーカーが変わると、結果の再現性や分析精度に影響が出るのではないかと心配される方も少なくありません。そのため、「使い慣れた環境をあえて変えるリスクを取るくらいなら、今のままでいい」と考える研究者も多いのが実情です。
この研究センターでも、当初は同じような状況でした。しかし、研究室の移転をきっかけに慣れ親しんだメーカーとの接点が減り、日常的なサポートや最新情報の入手が難しくなっていました。そこで青山商事に「現在の研究テーマによりフィットする製品はないか」とご相談をいただきました。
青山商事では、まず研究内容やお困りごとを丁寧にヒアリング。そのうえで最適な機種を複数提案し、訪問時には機器メーカーの技術担当者も帯同して、仕様面の質問に即座に回答しました。また、導入にあたってはセミナーの開催や技術者の派遣を手配し、初めてのメーカーでも安心して使いこなしていただけるようサポート体制を整えました。
導入後、研究者からは「運用の不安や不具合の際にもすぐに対応頂けて大変助かった」と嬉しいお言葉もいただきました。
すぐに聞ける、すぐに答えが返ってくる安心感

「この仕様は対応できる?」「検出器の感度はどれくらい?」装置選定では、こうした細かな仕様確認が欠かせません。
青山商事では、メーカーと連携しながらお客様の疑問にスピーディーに回答。必要に応じてメーカーの技術者が帯同し、その場で技術的な質問にもお答えします。私たちはスピード感のある対応で、研究の意思決定を止めません。
また、訪問後に「これも聞いておきたかった」というケースも少なくありません。私たちは何でも質問できる雰囲気づくりを大切にしており、いつでも気軽にご相談いただけるよう関係性作りと、即レスを心がけています。実際、ある研究室の先生からは「気になったことをすぐに聞けて、すぐに答えが返ってくるので研究を止めずに済んで助かっています」という声もいただいています。
さらに、機器導入後もサポートは続きます。不具合があれば迅速に対応し、新しい機種で使い方に迷った際にもすぐに相談できる体制を整えています。導入後の安心感まで含めてサポートすることが、私たちの大切にしている姿勢です。
「なぜこの機器?」に答える資料をご用意
青山商事では、装置のカタログ情報にとどまらず、補助金や予算採択の支援につながる情報もお届けしています。たとえば、補助金の申請時には「なぜこの機器を選んだのか」「なぜこの代理店を選んだのか」といった根拠を求められることがあります。しかし、研究者の皆さまは多忙で、申請書作成にじっくり時間をかけるのは難しいのが現実です。
そこで青山商事は機器メーカーと連携し、選定理由として活用できる具体的な根拠を整理してご提供。さらに、多くの企業や研究機関との長年の取引実績を活かし、過去の事例から最適な情報をお届けします。
まとめ
新しい機種を導入する際は、操作性や性能の違いなど不安要素が多く決断が難しいこともあります。青山商事では、研究内容やお困りごとを丁寧にヒアリングし、最適な装置のご提案から補助金申請のサポート、導入後のフォローまで一貫して対応しています。
「比較情報が欲しい」「細かい仕様を確認したい」「申請書に書く根拠が足りない」そんなお悩みがあれば、まずは一度ご相談ください。研究テーマやご状況に合わせた情報をご用意し、安心して次の一歩を踏み出せるようサポートします。
分析計測ジャーナルではささいなことでもご相談可能です。なにかございましたら一度お問い合わせくださいませ。
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