セミナー内容
医薬品の品質管理における試験は、医薬品の品質を担保する重要な工程であり、用いる水の水質および管理は非常に重要です。
医薬品の試験方法は日本薬局方にて規定され、現在の第十七改正日本薬局方では通則、一般試験法および参考情報において医薬品の試験に用いる水の規格が設定されています。
通則では「医薬品等の試験に用いる水は、試験を妨害する物質を含まないなど、試験を行うのに適した水とする」、参考情報においては通則を補完する上で「医薬品等の試験に用いる水については試験の目的にかなうことを確認した上で用いる」とされていますが、具体的な試験用水の水質や精製方法については言及されていません。
本ウェビナーでは医薬品の各種試験に適した試験用水の水質とその製造・管理方法について解説します。
≪主な内容≫
・第十七改正日本薬局方における試験用水の規格
・各種試験におよぼす試験用水水質の影響
・試験に適した試験用水の精製方法と管理方法
≪講師≫
石井 直恵
メルク株式会社 ライフサイエンス ラボウォーター事業部 フィールドマーケティング
メルク株式会社にて、ラボウォーター事業部のフィールドマーケティングを担当しています。
公益社団法人日本分析化学会液体クロマトグラフィー研究懇談会の事業委員としても活動しています。液体クロマトグラフィー分析士二段を有しています。
こんな方におすすめ
・製薬会社品質管理部門で医薬品の試験に携われている方
・試験センター等で医薬品の試験に携われている方
セミナー内容
開催日時
2021年7/7(水)15:00〜16:00
実施方法
オンライン
締め切りは開催当日の正午(12:00)
プログラム
参加費
無料
主催
メルク株式会社