セミナー内容
プラスチックは日常生活に欠かせない便利な素材です。2050年までのカーボンニュートラル社会実現が掲げられる現在、CO2排出量を抑制するためプラスチック製造工程の石油依存からの脱却や廃プラスチックの再生利用が求められています。プラスチックの再生技術や長寿命化に関する研究開発への関心も高まる中、以下のようなご要望はございませんか?
「リサイクルプラスチックの最新研究について知りたい…」
「プラスチックの特性変化に関する最新の分析事例を知りたい… 」
「プラスチックの劣化解析について知見を深めたい…」
本Webinarはこのようなご要望にお応えする内容となっています。奮ってご参加ください。
特別講演①
高品位プラスチックリサイクルについて
株式会社近江物産 芝原 茂樹 様
ELV規則案が2023年7月に欧州委員会から発表があり重点の一つに、新車生産に必要なプラスチックの25%以上に再生プラスチックを利用することが求められ、日本の自動車メーカーも同様の動きになっています。国内マテリアルリサイクル業者も品質管理、安定供給が求められています。
特別講演②
長もちに貢献するプラスチック劣化メカニズム解析
~マッピング可視化技術の活用~
株式会社KRI 本間 秀和 様
SDGsにプラスチック削減は必須であり、劣化メカニズムを解明することは製品の長寿命化や最適なリサイクル技術に有用な指針となります。本講演ではマッピング分析を中心としたプラスチック製品の劣化メカニズム分析手法について実例を示しながらご紹介します。
こんな方におすすめ
セミナー内容
開催日時
2024年:7月9日(火) 14:00 ~ 16:35
申込期限:2024年7月8日(月) 17:00 まで
実施方法
オンライン形式によるライブ配信
本WebinarはZoomを使って配信予定です。事前にZoomアプリケーションのインストールが求められます。PCからであれば、Zoomをインストールせず、ウェブブラウザから参加することも可能です。詳細はこちらをご参照ください。
プログラム
特別講演① 高品位プラスチックについて | 14:00~14:40 | ELV規則案が2023年7月に欧州委員会から発表があり重点の一つに、新車生産に必要なプラスチックの25%以上に再生プラスチックを利用することが求められ、日本の自動車メーカーも同様の動きになっています。国内マテリアルリサイクル業者も品質管理、安定供給が求められています。 |
特別講演② 長もちに貢献するプラスチック劣化メカニズム解析 ~マッピング可視化技術の活用~ | 14:40~15:35 | SDGsにプラスチック削減は必須であり、劣化メカニズムを解明することは製品の長寿命化や最適なリサイクル技術に有用な指針となります。本講演ではマッピング分析を中心としたプラスチック製品の劣化メカニズム分析手法について実例を示しながらご紹介します。 |
技術講演① FTIRによるプラスチックの劣化評価の事例紹介 | 15:35~16:05 | プラスチックは主に熱、紫外線、水などの影響で劣化し、変色、ひび割れなど様々な不具合が生じます。劣化による分子構造の変化はフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)で捉えることが可能です。本講演ではFTIRをはじめとする装置を用いてプラスチックの劣化評価を行った事例をご紹介します。 |
技術講演② プラスチックの成形条件の違いによる特性変化の多角的評価 | 16:05~16:35 | リサイクル品を含むプラスチックの物性/特性改善には配合比、混錬等の成形条件の最適化が重要です。本講演では強度試験機、熱分析装置、赤外分光光度計等を用いて成形条件の違いによるプラスチックの特性変化を測定した事例をご紹介します。 |
参加費
無料
主催
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
視聴に関する注意事項
- 参加者数が最低催行人数に満たない場合、そのコースを中止させていただくことがあります。なお中止の場合は、コース開始日の1週間前までにメールにてご連絡申し上げます(ご連絡が無い場合は催行となります)。
- 気象状況等によりコースの中止をご連絡することがございますので、あらかじめご了承ください。