SEMINAR

環境分析Webセミナー 2022【無料】 2022年4月21日(木)13:15~17:00

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2022.03.16 (Wed)

セミナー内容

昨年も開催したこのセミナーですが、今年は内容をさらに充実させるべく、3名の外部講師をお招きし、注目が集まっている環境関連物質の分析手法のほか、最新の規制情報についてご紹介いただきます。

招待講演では、東京環境経営研究所の松浦徹也様より、日本での最新規制情報および動向について分かりやすく解説していただきます。また、分析手法のホットトピックとして、産業技術総合研究所の山下信義様より、PFASに関する分析技術について、さらに京都大学大学院の越後信哉様から、水質異常検知の試みについてお話しいただきます。当社からは、シアンやヒ素、極性残留農薬などの分析事例のご紹介のほか、ソフトウエア、自動化ソリューションについてもご提案します。

最新の規制動向から分析手法まで、幅広く情報収集いただける機会となっております。

 

(お申込はこちら)
https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/about-us/events/schedule/environmental-webinar.html

こんな方におすすめ

セミナー内容

開催日時

2022年4月21日(木)13:15~17:00

ログイン開始13:00

実施方法

オンライン

申込期限:2022年4月14日(木)17:00

プログラム

13:15~オープニング
13:20~招待講演 化学物質の「つくる責任 使う責任」 ~工場管理と製品管理~ 一般社団法人東京環境経営研究所 理事長  松浦 徹也 様化学物質規制はレイチェル・カーソン著「沈黙の春」(1962年)の農薬に始まり、シーア・コルボーン他著「奪われし未来」(1996年)による内分泌かく乱物質が対象となり、最近は日常的に使っているPFOA、PFASやPIP(3:1)などに拡大しています。 法規制は「ハザード」から「リスク」となり、自社工場と顧客の両面で許容できるリスクレベルの保証をしなくてはなりません。このため、企業は測定データなどに基づいた遵法保証システムの構築が求められています。
14:10~アプリケーション紹介 イオンクロマトグラフを活用した環境汚染物質の測定法のご紹介。 サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社近年注目を浴びているPFAS関連物質をはじめ、残留極性農薬、シアンやヒ素化合物の毒性物質について、イオンクロマトグラフ(IC)を活用した測定法をご紹介します。測定対象物に応じて、ICに自動試料燃焼装置、質量分析計を組み合わせることで、測定が難しいこれらの物質も分離、定量することが可能となります。
14:40~休憩
14:50~招待講演 PFAS分析法の国際標準化と最新技術 国立研究開発法人産業技術総合研究所 PFAS対策技術コンソーシアム 会長 山下 信義 様ペルフルオロアルキル化合物(PFAS)分析法は、水試料についてはISO25101やISO21675により国際標準化が達成され、世界中のだれでも信頼性の確保された測定値を得ることが可能となりました。一方で大気中に存在する揮発性PFASについては、標準分析法が確立されておらず、一般/作業環境測定値の信頼性に乏しく、適切な対策立案が困難なままです。本講演ではPFAS分析法の国際標準化の現状と、揮発性PFAS分析最新技術について説明します。 ※PFAS対策技術コンソーシアム(https://unit.aist.go.jp/mcml/rg-org/pfasconsortium.html)からの特別配信です。
15:20~アプリケーション紹介 多忙な分析業務を改善しませんか?生産性をより向上させたiCAP PROシリーズのご紹介 サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 Thermo Scientific™ iCAP™ PRO シリーズICP-OES は、環境、食品、化学工業、金属、非鉄金属、石油化学などあらゆる分野のサンプル測定において、優れたパフォーマンスを発揮する装置です。本セミナーでは、多忙を極める環境分野のお客さまへ向けて、ラボの業務効率と生産性の向上に貢献する装置の特長と、使い勝手のよいThermo Scientific™ Qtegra™ ISDSソフトウエアの解析機能をご紹介します。
15:40~アプリケーション紹介 リモート時代だから取り入れたいHPLCルーティン分析の自動化ソリューション サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社複雑なサンプルの前処理や濃縮などに使用される固相抽出を、HPLCで自動化したオンライン固相抽出(オンラインSPE)や、Thermo Scientific™ Chromeleon™ クロマトグラフィデータシステムを使用してルーティン分析を自動化するe-ワークフローなど、リモートワークに役立つHPLCの自動化ソリューションをご紹介します。
16:00~質疑応答
16:05~招待講演 精密質量分析の水道原水水質の異常検知への応用  京都大学大学院 地球環境学堂 環境調和型産業論分野 教授 越後 信哉 様水道水源では有害な人為由来化学物質の混入や藻類の異常増殖等、様々な水質の変化が起こりえます。既知の特定の化学物質の存在を検知することも重要ですが、水質がいつもと異なること、あるいはその兆候を網羅的かつ迅速に捉えることは水安全計画の観点からも重要性が増しています。このセミナーではOrbitrapTM 質量分析計と差異解析による水質異常検知の試みについてご紹介します。
16:35~当社からの情報提供/クロージング

参加費

無料

主催

サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社

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