セミナー内容
~F5(PFP)固定相のコツ~
F5(Penta Fluoro Phenyl)は逆相系のHPLC固定相ですが、複数の相互作用が同時に働くMIXモードによる分離が特徴です。その特徴によって、C18による疎水性相互作用のみでは分離が困難な構造類縁化合物に対して高い構造認識能があります。
主なアプリケーションとしては薬物代謝物、環境汚染物質、極性農薬、アミノ酸/有機酸分析、メタボロミクス分野などにおけるセカンドチョイスカラムとして認知されており、水100%の移動相溶媒条件から有機溶媒リッチな条件まで幅広く使用されています。
本ウェビナーではF5による分離・保持の特性(U字カーブ)と、使用上の注意点を示し、各種アプリケーションの紹介を致します。
≪主な内容≫
・F5固定相の紹介
・U字カーブ保持特性における移動相条件検討と、カラム洗浄の重要性
・F5の活用事例(構造類縁化合物、親水性化合物など)
≪講師≫
榊原 風太 博士(農芸化学)
アドバンスドアナリティカル&インダストリアル テスティング事業部
※メルクにてクロマト関連製品(Supelco/スペルコ)担当をしています。
こんな方におすすめ
・これからF5を使用される方
・構造類縁化合物の分離・保持にお悩みの方
・F5分析条件設定のコツを知りたい方(水100%から有機溶媒リッチまで)
セミナー内容
開催日時
2021年6/22(水)11:00〜12:00
実施方法
オンライン
締め切りは セミナー開催当日の午前10:00
プログラム
参加費
無料
主催
メルク株式会社